ありさんが死んでまう
遥かな青空を見上げ
飛ぶことなど思いもよらない
それは仕事ではないのさ、そう
それは仕事ではない
きっとそう死んでしまうんだ
うんそう多分十中八九
そっと静かに息をひきとる
黒い体をよこたえ
「デートの予定が、だけど今月の家賃が…
それでも今日は、サービス残業。
働けど働けど楽にならざりと
手のひらを見つめ、爪に火を灯している。」
ありさんがしんでしまう
ありさんがしんでしまう
世界をうらんでいても
なにも変わりはしないさ
現在(いま)をくやんでいても
もうしかたがない
理不尽を穴に沈め
「そういうふうに できているから、、、」
おい聞いているか真っ赤な太陽
おれは朽ち果ててゆく
「髪を掻き毟り、血ヘドを吐き散らしても
この手に稼ぐ糧はわずかで
働けど働けど楽にならざりと
手のひらを見つめ爪に火を灯している。」
「この手に稼ぐそのわずかな糧も
流砂のごとく、支払いに消えて流れる。
働けど働けど楽にならざりと
手のひらを見つめ爪に火を灯している。」
ありさんがしんでしまう
ありさんがしんでしまう